旅好きの皆さん、旅に移動はつきもので、移動時に欠かせないアイテムがイヤホンもしくはヘッドホンです。
私は荷物をコンパクトに保ちたいのでイヤホン(ワイヤレス)を必携しておりました。
しかし、6時間以上の長距離フライトが多くなりイヤホンでは快適な環境が保てなくなってきた時期がありました。
私が普段乗るエコノミー機内のヘッドホンではノイズキャンセリング機能は当然なく、フィット感もいまいちでした。
そこで、長距離移動時用にノイズキャンセリング機能搭載、ワイヤレスヘッドホンを購入するに至りました。
この記事では、ノイズキャンセリング機能搭載ワイヤレスヘッドホンの魅力、実際の使用感をレビューいたします。
ノイズキャンセリング機能搭載ワイヤレスヘッドホンとは
ノイズキャンセリング機能搭載のワイヤレスヘッドホンは、音質と音の体験を向上させるために設計された高性能なオーディオ機器です。
以下にその主要な特徴と機能について説明します。
1. ノイズキャンセリング機能
- アクティブノイズキャンセリング(ANC): マイクを使用して外部の音を拾い、その音に対して逆位相の音波を生成し、騒音を打ち消す技術です。これにより、通勤や旅行中の背景音や雑音を大幅に減少させ、静かな音楽やオーディオ体験を提供します。
- パッシブノイズキャンセリング: ヘッドホンのデザインや素材を利用して外部の音を物理的に遮断する機能です。通常、イヤーカップが耳を覆う形で音漏れを防ぎます。
- ハイブリッドノイズキャンセリング: アクティブとパッシブの両方のノイズキャンセリング技術を組み合わせて、さらに効果的にノイズを減少させる機能です。
2. ワイヤレス機能
- Bluetooth接続: ケーブルを使用せずに音楽やオーディオをストリーミングするための技術です。これにより、移動中やアクティブなライフスタイルでもケーブルに煩わされることなく使用できます。
- バッテリー寿命: ワイヤレスヘッドホンには充電式バッテリーが内蔵されており、通常は数十時間の連続使用が可能です。バッテリーの持続時間は製品によって異なりますが、長時間の使用に対応しています。
3. 音質と快適性
- 音質: 高品質なドライバーや音響技術を採用しており、クリアでバランスの取れた音質を提供します。音域や音質の調整ができるモデルもあります。
- 快適性: 長時間の使用を考慮して、柔らかいイヤーパッドや調節可能なヘッドバンドなどが設計されています。これにより、長時間の着用でも快適さを維持できます。
4. 追加機能
- アプリ対応: 一部のモデルは専用のアプリを使ってノイズキャンセリングの強さを調節したり、音質設定をカスタマイズしたりすることができます。
- 音声アシスタントのサポート: Google AssistantやSiriなどの音声アシスタントと連携し、音声コマンドで操作できる機能を搭載していることがあります。
- 通話機能: マイクを内蔵し、クリアな通話が可能です。通話中のノイズキャンセリングも搭載されている場合があります。
音響関連各社から様々な機種が発売されています。
そんな中で私が選んだのは、SONY WH-1000XM5です。
SONY WH-1000XM5とは
SONY WH-1000XM5 は、ソニーが提供する高品質なノイズキャンセリングワイヤレスヘッドホンで、以下のような特徴があります。
1. ノイズキャンセリング技術
- アクティブノイズキャンセリング(ANC): ソニーの最新技術を用いたアクティブノイズキャンセリング機能が搭載されています。これにより、周囲の騒音を効果的に減少させ、音楽やオーディオに集中できる環境を提供します。
- 新しいプロセッサー: WH-1000XM5は、ノイズキャンセリング機能の性能を向上させるために、改善された専用プロセッサー「QN1」や「V1」チップを搭載しています。
2. 音質
- 高解像度オーディオ: 40mmのドライバーを使用し、広い音域とバランスの取れた音質を提供します。ハイレゾ音源に対応しており、細部までクリアに再生されます。
- DSEE Extreme: デジタル音源のアップスケーリング技術を備え、圧縮音源の音質を向上させる機能です。
3. デザインと快適性
- デザイン: スタイリッシュで洗練されたデザイン。軽量で、持ち運びやすく、長時間の使用でも快適です。
- イヤーパッド: 柔らかいパッドを採用しており、耳への圧力を最小限に抑えつつ、快適なフィット感を提供します。
4. バッテリー寿命
- 長時間使用: バッテリーは最大30時間以上の再生が可能で、急速充電機能も搭載されています。10分の充電で約5時間の使用が可能です。
5. スマート機能
- 音声アシスタント: Google AssistantやAmazon Alexaなどの音声アシスタントと連携して、音声コマンドで操作できます。
- タッチセンサーコントロール: ヘッドホンの側面にタッチセンサーがあり、音楽の再生・停止や音量調節、通話の応答などが簡単に操作できます。
6. アプリとの連携
- Sony | Headphones Connectアプリ: このアプリを使用して、ノイズキャンセリングの設定や音質のカスタマイズが可能です。ユーザーの好みに応じて設定を調整できます。
7. 通話機能
- マイク: 高品質なマイクを搭載し、通話中のクリアな音声を実現します。また、通話中のノイズキャンセリング機能も改善されています。
購入時付属品
外箱は再生紙を使用しています。
開けると、キャリングケースがそのまま収まっています。
キャリングケースの中にはヘッドホン。
ヘッドホン中央が蓋付きポケットになっており、その中にコード類が収まっています。
ポケットの中には、金メッキL型ステレオミニプラグとUSB-AーUSB-Cケーブルが入っています。
※WH-1000XM4に付属していた航空機用プラグアダプターはありません(最近の機体は変換不要な場合がほとんどなので、今のところなくても個人的には困っておりません)
使用感
抜群に良いです。
音質の細かいところまでは素人では分かりませんが、ノイズキャンセリング機能ONで音量中程度で外界の音はほとんどシャットアウトされ没入できます。
また、音楽を流していなくとも周りの音をかなり遮断してくれるので長時間フライトはもちろん、長時間の新幹線やバス移動にも向いていると感じます。
メリット・デメリット
メリット | デメリット |
見た目がシンプル | 折り畳み不可 |
音質○ | 首掛け時イヤーパッドが外向きになる |
ノイズキャンセリング○ | マット仕様のため指紋目立つ |
といったところでしょうか。
デメリットに関しては個人の好みがかなり出るかと思います。
実際、私はWH-1000XM5とWH-1000XM4で、かなり迷いました。
※XM4は、折り畳み可、イヤーパッド内向き、前モデルのため価格安、まだまだ現役
購入時、キャンペーンでキャッシュバックがあったこと(現在は終了しております)、折り畳んで収納する機会がないこと、XM5の見た目の方が好みだったことがXM5を購入する決め手となりました。
結局は用途と好みだなと実感しました。
まとめ
ヘッドホン購入後の長距離フライトですが、今までの苦痛は何だったのか?という程イヤホンでは得られない快適感がありました。
とにかく外界の音をシャットアウトしてくれるので狭いスペースながらも自分空間ができたようでリラックスできますし、集中できます。
今では移動はもちろん、自宅で集中したい時も頻繁に使用しており重宝しています。
ヘッドホンは家電量販店に行くとかなりの機種が試着(試音)できます。
同じようなお悩みをお持ちの方は、是非お試しになられ検討されてはいかがでしょうか。
この記事がお役に立てば幸いです。
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