Alipay(アリペイ/支付宝)が海外旅行者に対応【中国内に銀行口座を持たずに使用可能】

旅行

先日、中国へ1週間程滞在してきました。

中国での食事、買い物、移動時の支払いに欠かせないものがAlipayやWe Chat payなどのQRコード決済。
今やほぼ全ての人が使用していると言っても過言ではないほど浸透しています。

しかし、それらを使用するには中国国内の銀行に口座を開設し、その口座とQR決済アプリを紐づけなければなりませんでした。

今回、渡航するにあたりAlipayアプリを開いたら内容がアップデートされており中国外の渡航者も使用できる仕組みにアップデートされていました。

早速、登録、使用してみたので今回はその際の登録方法と使用時の注意点等を説明してきます。

Alipay(アリペイ/支付宝)とは

Alipay(アリペイ)は、中国の大手インターネット企業であるAlibaba Groupが提供するオンライン決済サービスです。

クレジットカード、デビットカード、銀行口座、あるいはAlipayのウォレット機能を通じて資金を追加することで、商品の購入やサービスの支払いを簡単に行うことができます。

Alipayは、オンラインストアやモバイルアプリでの商品購入だけでなく、実際の店舗やレストランでも利用されています。ユーザーは、AlipayのQRコードを店舗でスキャンすることで支払いを行うことができます。また、Alipayは送金機能も提供しており、ユーザー間での資金の送受信も簡単に行うことができます。

中国内の殆どの人が使用しており、殆どの店舗やサービスで利用が可能な非常に便利な決済ツールです。

中国への渡航者の使用はできるの?

結論、現在は可能です。

私が5年程前に渡航した際は、中国内で銀行口座を持っていないと使用ができませんでした。
しかし、その後〜直近の数年でAlipay海外版がリリースされ、中国内銀行口座を持っていなくても自国のクレジットカードを紐づけて使用ができるようにアップデートされたのです。
で、早速登録し使用してきました。

以下、登録の仕方と使用した感想です。参考になれば嬉しいです。

Alipay(アリペイ/支付宝)海外版の登録方法

Alipayのアプリをダウンロードし、アプリを開きます。

+86の右横プルダウンを開き、+81(Japan)を選択します。

使用するスマホの電話番号を入力します。

電話番号入力後、個人情報保護についての注意書きが出てきますので、確認し「Agree」をクリックします。

登録した電話番号に認証コードが記載されたSMSが届くので、入力画面に入力します。

続いて、実名認証を行います。

「Enter International Version」をクリックします。

ページが切り替わったら、画面右下の「Me」をクリックします。

画面上部のアカウント(Nickname Unset)をクリックします。

「Real-name Verification」をタップします。

「Verify now」をタップします。

画面右上の「Region」をタップします。

パスポートの国籍を選択します。

パスポート身分証ページを撮影します。

自動的に身分データが取り込まれたら「Submit」をタップします。

続いて、支払いで利用するクレジットカードを追加します。

Meの画面より「Bank Cards」をタップします。

「添加银行卡」をタップします。

支払いパスワードとなる6桁の数字を設定します。

再度支払いパスワードを入力し「Done」をタップします。

カメラアイコンをタップします。

クレジットカードを撮影します。

カード番号が自動で取り込まれたら「Submit」をタップします。

氏名・期限・セキュリティコードを入力します。

画面が切り替わったら右上の「Done」をタップします。

銀行カード画面に追加されていれば成功です。

初回支払い時の注意点

登録後初回支払い時にはアクティベートが必要になります。

パスワード入力画面が表れるので、登録した6桁のパスワードを入力しましょう。

Alipay(アリペイ/支付宝)の支払い方法

Alipayの支払い方法は、

1、自身の端末にQRコードを表示させ、店舗端末で読み取る
2、店舗に設置されているQRコードを自身のAlipayアプリ内のコードリーダーで読み取る

の2種類です。

特に最近は飲食店などで2のパターンが多く、客席や注文カウンターでQRコードを読み取り注文から決済までを完結させる店舗が増えてきているようです。

Alipay(アリペイ/支付宝)の使用感

Alipayの使用感ですが、非常にスムーズです。

中国内のほぼ全ての人が使用しており、サービスを受ける側も提供する側も使い慣れています。

ですので、ストレスはほぼありません。

私も今回の渡航で、現金は一切使用せずに過ごせました。
また、クレジットカードに紐づいているため使用履歴もクレジット明細から確認でき経費精算時もスムーズでした。

まとめ

渡航も条件付きとはいえ徐々に解禁されてきている中国。

日本の後を追うように高齢化社会となってきているようですが、まだまだ活気を感じます。

とにかくAlipayなどのテクノロジー系の進歩が目覚ましく、とっくに日本を追い越し常にイノベーションされています。
渡航するたびに刺激を受けます。

海外渡航者も使用ができるようになり、更に便利になったAlipay。

中国渡航される際は、是非登録し快適な旅をお過ごしください。




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