北海道新幹線が開通して早数年。
一度は新幹線で北海道に行ってみたく、また、未開の地でもあった函館にも行ってみたく、今夏新幹線で東京-函館を往復してきました。
また、はやぶさ好きなお子もおり、今回は乳幼児2名連れで片道4時間の旅となりました。
はやぶさは、やはり子どもに人気で同じように子連れで長旅を考えておられる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
4時間も子どもは持つのか?と不安な方もいらっしゃると思いますが、結論何とかなりました。
この記事では、チケット購入、新幹線車内の過ごし方、宿泊先情報をご紹介します。
チケット購入
宿泊を伴う移動時に利用したいのが、各社旅行会社が提供しているツアーです。
公共交通機関の往復チケットとホテルがセットになった商品です。
メリットは、予約が楽、計画が立てやすい、個別で購入するよりも安く入手(できることがある)です。
今回は、日本旅行の「赤い風船」にて予約しました。
オンライン予約・決済可能な日本旅行「赤い風船」国内宿泊JR+宿のチェックボックスにチェックを入れ、利用日時、乗降駅を選択して検索するだけです。
後はお目当ての宿泊先がある場合は空きがあるか探します。
購入が完了するとQRコードが添付されたメールが登録メールアドレスに届くので、可能であれば利用日までに対象駅にて事前チケット発券を行います。
新幹線車内の過ごし方
昼食は函館のラッキーピエロと決めていたので、昼前に新函館北斗駅に到着する便を選びました。
また、下の子も午前睡とるためちょうど良かったというのもあります。
8時には東京駅を出発しており、長子は、はやぶさ車内と車窓に興味津々。
次子は朝食第2弾スタート。
次子、朝食後は車内を散歩からのデッキで抱っこからの午前睡突入。
長子、おやつからの車窓と絵本で1人時間突入。
一通り絵本を読み終えると眠りにつきました。
あまり苦にせず新函館北斗に到着となりました。
唯一誤算だったのは、新函館北斗駅での函館ライナーへの乗り換え時、長子があまりにもはやぶさが好きすぎて「ずっとここにいるー」と泣き喚き続けたことです。在来線ホームの先頭(函館)方面まで行くとはやぶさ車両が見えるので、なんとか誤魔化しつつ乗り換え列車が来るのを待ちました。
センチュリーマリーナ函館
今回の宿は、函館市にある「センチュリーマリーナ函館」です。
このホテルの魅力は何といっても朝食です。
「旅好きが選ぶ!日本人に人気の朝食のおいしいホテル2020」に選ばれたことから、TVでも紹介されるなど、その魅力、人気に火がつきました。
また、トップ10にセンチュリーマリーナを含む函館のホテルが3軒もランクインしたことから、「ベイエリア三銃士」と呼ばれ人気を博しています。
客室レイアウト
宿泊した部屋タイプは、ダブルルームです。
部屋はバスルームとベッドルームの2エリア構成です。
バスルーム
シャワーブース、トイレ
ベッドルーム
ベッド、ソファ・ミニテーブル、デスク・チェア(スツール)、テレビ、ミニバー
エントランス
幅80cm程です。
すぐ左のミラー付きスライドドア内がクローゼットとなっています。その横に洗面があります。
向かって右側がバスルームです。
ベッドルーム側から見たエントランス。
クローゼット
ハンガー、アイロン、スリッパ(館内施設内使用可)等が収納されています。
洗面
アメニティやドライヤーは引出し内にあります。
・バスルーム
シャワーブースと個室トイレです。
・ベッドルーム
ミニバー
無料のドリンク類
その下に冷蔵庫
ベッド
ベビーベッドの貸し出しはあるのですが、何とこの部屋には入らないということで無理やり4人で寝ました。ベッドガードの貸し出しもあり、そちらはもちろん設置することができました。
ソファ・ミニテーブル
ベッドの脇にあります。
デスク
物を広げたり、保管したり、勉強するには十分な広さです。
テレビ
ベッドの足元側はこのようになっています。
今の我が家であればツインルームがベストだなと感じた次第です。
その他施設
・大浴場
最上階にあります。
エレベーターを降りるとエステ受付があり、左側が女湯、真っ直ぐ進み奥に男湯があります。
男湯手前の右側に休憩&展望スペース。
スペース手前に軽食販売のラウンジがあり、そこで購入した飲食物も喫食可能です。
もちろん缶ビールなんかを持ってきて飲むも良し。
スペースからの景色はこんな感じです。
手前に三銃士の一つ、函館国際ホテルが見えます。
奥の小高い山が函館山です。
こちらが軽食販売コーナー。
支払いはルームキー(代金はチェックアウト時精算)のみです。
少し遅めの昼食&ボリュームもあったので、夕食はこちらで購入しました。
部屋にもテイクアウト可能です。
これが予想以上にクオリティが高く、大満足でした。
味や見た目ももちろん、器も陶器等しっかりしており最後まで暖かくいただけました。
もちろんサッポロクラシックにピッタリでした。
・ロビー
昼間とは違う青系の照明で、ソファやテーブルもあり静かに過ごせます。
朝食
さあ、待ちに待った朝食です。
8時に朝食会場へ。
時間帯によっては30分程待つ可能性もあるとのことで、覚悟して向かいましたが待つことなく案内されました。
テーブルはこんな感じです。
コンディメントは、醤油、赤酢、しゃもじ、茶碗、ペーパーナプキン、爪楊枝などです。
子ども用食器、エプロンを用意してくださいました。
先ずはドリンク。
こちらのホテル朝食の売りの一つ、スパークリングワイン飲み放題。
当然いただきました。
この日の予定は新幹線に乗って帰宅するのみ。これも新幹線旅の良き点ですね。
こちらはサラダコーナー。
パンコーナー。種類も豊富です。
トースターで温め直しも可です。
ちなみにトースターは、Aladdinのグラファイトトースターです。
2台設置されているのもポイント高めです。
奥の方へ進むと、副菜がたくさん。
どれも美味しそうで目移ります。
ご飯は、白米と玄米から選択できます。
陶器の小ぶりなおひつに入ったお米が巾着に包まれ並んでいます。
巾着ごとテーブルに持ち帰るスタイルで、おひつから茶碗によそうスタイルです。
これがしっかり保温されており、更にツヤツヤしっとりのお米を味わうことができました。
よくある保温ジャーから各々よそう仕組みではないので、保温乾燥防止でここまでクオリティが変わるのかと感じることができました。
そして、ほとんどの宿泊者の目的でもある海鮮コーナー。
やはり多くの方が取りにこられるからか、ロープパーテーションと床のサインで並び順を示し動線確保されていました。
おかげでスムーズに取り分けしていくことが可能でした。
こちらはデザートコーナー。
乳製品を使用したデザートが豊富で人気です。
最後に、コーヒー。
陶器のカップと紙コップが用意されており、最後に持ち帰りとしていただくことも可能です。
こちらが朝食会場マップです。
チェックイン時に予めいただけるので、かなり役立ちましたし、期待が膨らみました。
これは実際訪れると分かるのですが、こちらのホテルかなり照明や見せ方にこだわっているようです。
部屋照明も多彩で、朝食会場のライティングやレイアウト、備品も「いかに食材を美味しそうに見せるか」が伝わってきます。
もちろん、どれも美味しく昼食不要なほど満腹、そして満足な朝食となりました。
まとめ
1泊2日の滞在時間丸24時間の旅でしたが、大満足の函館旅行となりました。
これも目的が明確(長子をはやぶさに乗せる、ラッキーピエロで食事、センチュリーマリーナ函館に宿泊、函館ホテル朝食満喫)で、どれも達成できたからだと感じています。
決行して良かったなとお子や妻の反応を見て実感しています。
料金は夏の北海道で、50,000弱/大人1人名だったので100,000円でお釣りが出ると考えるとリーズナブルでした。
JR楽パックを使用せずに、交通費宿泊費を別々で支払うと、
交通費:東京ー新函館北斗(函館まで料金含)23,760円/名/片道
宿泊費:29,600円/世帯(時期により変動)
なので、トータル124,640円です(交通費だけで95,040円)。
料金は安く抑えられ、個別に予約するストレスも減るので、これは使わない手はないですね。
もちろんJRだけでなく航空便の商品もあるので、今後も国内長距離宿泊は日本旅行の赤い風船にお世話になります。
皆さんもぜひご検討いただき、お得に楽しい旅を!
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この記事がお役に立てば幸いです。
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