ベトナム・ホーチミンへの出張で、ANAのNH833便を利用しました。
今回は成田空港からホーチミン・タンソンニャット国際空港へ向かう夜便です。
通常はエコノミークラスを利用するところですが、今回は翌朝から仕事が入っていたため、ANAのアップグレードポイントを利用してビジネスクラスへアップグレードしました。
「成田→ホーチミンのANAビジネスクラスはどんなシート?」
「NH833便の機内食やサービスは?」
「アップグレードポイントを使ってまでビジネスクラスにする価値はある?」
そんな疑問を持っている方に向けて、実際にNH833便のビジネスクラスに搭乗した感想を紹介します。
今回の搭乗日は2026年7月末日。
機材はボーイング787-8、座席は窓側でした。
結論から言えば、今回のフライトはビジネスクラスの搭乗率が低かったこともあり、非常に快適でした。
一方で、ANAの787-8に搭載されているビジネスクラスシートは新しいタイプではなく、最新の個室型ビジネスクラスを期待すると少し物足りなさを感じるかもしれません。
それでも、翌朝から仕事がある今回のようなケースでは、アップグレードポイントを使ってでもビジネスクラスにして良かったと感じました。
NH833便 成田→ホーチミンの基本情報
| 項目 | 内容 |
| 便名 | NH833 |
| 区間 | 成田空港ータンソンニャット国際空港 |
| 出発時間 | 19:50 |
| 到着時間 | 0:15 |
| 所要時間 | 6時間25分 |
| 機材 | B787-8 |
NH833は成田空港からホーチミンへ向かうANAの直行便です。
2026年7月末時点では、B787-8で運航され、通常のスケジュールでは成田19:50発、ホーチミン00:15着というダイヤになっていました。
ただし、今回のフライトは機材準備の影響で大幅に遅延。
最終的には22:09の出発となりました。
なぜNH833をビジネスクラスにアップグレードしたのか?
今回のビジネスクラス搭乗は、最初からビジネスクラスを予約していたわけではありません。
もともとはエコノミークラスで予約していました。
しかし、翌朝から仕事があることを考えると、少しでも機内で体を休めておきたい。
そこで今回は、ANAのアップグレードポイントを使用してビジネスクラスへアップグレードしました。
成田からホーチミンまでは約6時間半のフライト。
超長距離路線ではありませんが、夜に日本を出発して深夜に現地へ到着するため、翌日の仕事を考えると機内で少しでも快適に過ごしたいところです。
今回の目的は、翌日の仕事に疲れを残さないための投資という意味合いが大きいものでした。

成田空港でNH833を待つ
この日のNH833便は、出発前から少し波乱の展開でした。
もともとの出発予定は19:50。
ところが、機材準備の影響で出発が遅れることになりました。
一時は「23時搭乗開始」というアナウンスもありました。
そのため、私は成田空港のANAラウンジへ何度か足を運ぶことに。
結果的には23時まで待つことにはならず、最終的な出発時刻は22:09。
予定より2時間以上遅れての出発となりました。
今回のように出発まで時間が空いてしまった場合、ANAラウンジを利用できるのはやはり助かります。
私は今回、遅延のため結果的に3回ANAラウンジへ入りました。

ANAラウンジで出発を待つ
ANAラウンジでは、搭乗までの時間をゆっくり過ごします。
本来であれば19:50発なので、それほど余裕のある時間ではありません。
ところが今回は出発が遅れたため、ラウンジで過ごす時間がかなり長くなりました。
出発時間が変更されるたびに、「まだ時間があるな」ということでラウンジへ。
結果的に3回も利用することになりました。
ANAラウンジは、こうした遅延時にも搭乗前の待ち時間を快適に過ごせるのがメリットです。
今回はビジネスクラスへのアップグレードというのもありましたが、スターアライアンスゴールドメンバー(ANAプラチナステータス)の特権でもあり、搭乗前からラウンジを利用でき助かりました。


ちなみに搭乗ゲート前では、ミネラルウォーターや軽食の無償提供があったようです。
夜便出発のところ、もはや深夜便のような時間となりこのような補償があると助かりますね。
NH833便のビジネスクラスへ


ビジネスクラス搭乗率が低いとみて、今回は窓側の席を選びました。
ANAのB787-8のビジネスクラスは、最新世代の個室型シートではありません。
今回搭乗した機材のシートは、「スタッガードシート」ではなく、隣席との間はディバイダーで仕切られているタイプでした。
そのため、「ビジネスクラス=完全な個室」をイメージしていると、少し違うと感じると思います。
ANA B787-8 ビジネスクラスの座席
正直に言えば、シートそのものは「最新」ではありません。
ビジネスクレードルと呼ばれるシートです。
🌐詳しくは公式サイトにてご確認ください。


隣席とはディバイダーで仕切られているだけなので、個室型ビジネスクラスと比較するとプライベート感は弱めです。
そのため、もし満席に近い状態であれば、「せっかくビジネスクラスなのに、思ったより個室感がない」と感じる可能性があります。
ただし、今回は状況が違いました。
ビジネスクラスの搭乗率が低く、とても快適だった
今回のフライトで特に良かったのが、ビジネスクラスの搭乗率が低かったことです。
周囲の座席に人が少なかったため、シート自体が古めであることをほとんど気にせずに過ごすことができました。
これはかなり大きなポイントでした。
ビジネスクラスのシートは、もちろん新しいほうが快適です。
しかし実際に搭乗してみると、「周囲に人が少ない」という環境も快適性に大きく影響します。
今回は隣席との距離を気にすることもなく、非常にリラックスして過ごせました。
また、アメニティもあるため普段エコノミーでの長距離路線で使用している便利グッズは、着圧ソックス以外は手荷物に含めませんでした。
🌐このアイテムだけは手放せません
ANAビジネスクラスの機内食|今回は和食を選択
着席時にシャンパンのサービスをいただき出発までの時間を過ごしました。

ただし、今回は1〜4列目の搭乗率が高かったため後ろ側の5〜7列目に変更してもらいましたが5〜7列目はエコノミークラス搭乗者が通過する通路も兼ねており少し落ち着きませんでした。

離陸後、安定飛行に入ると機内食の要不要確認がありました。
出発が遅れたため食事を済ませていた方もおられるための確認だと思います。
私はしっかりといただくことにしました。
ということで、今回は和食を選択しました。
機内食は、1つのトレーに全メニューが載った状態で提供されるスタイルでした。


個人的には、これはこれで悪くありません。
成田→ホーチミンは約6時間半。
さらに今回は出発が遅れていたため、到着時刻も遅くなります。
翌朝から仕事ということもあり、できるだけ早く休みたいところ。
その意味では、まとめて提供されるスタイルは効率的でした。
食後はシートを倒し、仮眠します。
少しでも睡眠時間を稼ぐことが深夜便の鉄則です。

アップグレードポイントを使ってビジネスクラスにする価値は?
今回の搭乗で一番感じたのがここです。
「成田→ホーチミン程度の距離でアップグレードポイントを使うのはもったいない?」
と思う方もいるでしょう。
私自身、普段なら少し迷うところです。
しかし今回は、翌朝から仕事があるという明確な理由がありました。
夜に成田を出発し、深夜にホーチミンへ到着。
そこから入国審査を通過し、ホテルへ移動して就寝。翌朝から仕事。
このスケジュールを考えると、機内で少しでも体を休められることには価値があります。
実際、今回ビジネスクラスを利用したことで、エコノミークラスよりも快適に移動できました。
個人的には、
「翌日に仕事がある夜便なら、アップグレードポイントを使ってビジネスクラスにする価値は十分ある」
と感じました。
特に今回は、ほぼ深夜便となり、タンソンニャット国際空港着が午前2時となり、心の底からアップグレードしておいて良かったと感じました。
ホーチミン・タンソンニャット空港に到着
約6時間のフライトを終えて、ホーチミンへ。


今回、到着後に少し時間がかかったのが入国審査です。
イミグレーションは比較的並んでおり、通過するまで約20分ほどかかりました。
深夜到着だからといって、必ずしも入国審査が空いているとは限りません。
特にタンソンニャットは入国審査に時間がかかること前提で考えておいた方が無難です。
今まで8回ほど訪れていますが、窓口担当者によりバラつきがあり入国者1人あたりにかかる時間は40秒〜1分30秒ほどかかっています。
NH833便ビジネスクラスに搭乗して分かったメリット・デメリット
メリット
・翌日の仕事に疲れを残しにくい
今回ビジネスクラスにした最大の理由です。
翌朝から仕事があるため、移動中に少しでも体を休められるのは大きなメリットでした。
・ビジネスクラスの搭乗率が低く快適だった
今回については、これが非常に大きかったです。
スタッガードシートではありませんでしたが、周囲の搭乗率が低かったため、快適に過ごせました。
デメリット
・満席の場合は「ビジネスクラス感」が薄くなる可能性
今回は周囲の搭乗率が低かったので快適でした。
しかし、もしビジネスクラスが満席だった場合、隣席との仕切りはディバイダーのみ。
スタッガードシートと比較すると、プライベート感はかなり違います。
そのため、「ANAのビジネスクラスなら個室感ありで快適に過ごせる」と思って予約すると、少し期待外れになる可能性があります。
まとめ
今回、NH833便で、成田からホーチミンへ向かいました。
エコノミークラスからアップグレードポイントを利用してビジネスクラスへアップグレード。
翌朝から仕事ということもあり、今回の選択は正解だったと思います。
特に良かったのは、ビジネスクラスの搭乗率が低く、非常に快適だったこと。
一方、シート自体は最新型ではありません。
隣席との間はディバイダーで仕切られているだけなので、満席の場合は最新の個室型ビジネスクラスほどの特別感は期待できないでしょう。
それでも、「夜便でホーチミンへ移動し、翌朝から仕事」という今回のようなケースなら、アップグレードポイントを使ってビジネスクラスにする価値は十分にあると感じました。
特にANAのマイルやアップグレードポイントを有効活用したい方には、成田~ホーチミンという比較的短距離の国際線でも、使い方次第では十分メリットがあります。
🌐JAL便での成田ーホーチミン・タンソンニャット国際空港ビジネスクラスレビューはこちら

🌐現地通過の準備には海外キャッシングがオススメ
この記事がお役に立てば幸いです。
あわせて読みたいANA搭乗記
当ブログでは、ANAの国際線搭乗記を複数紹介しています。
今回のNH833便とあわせて、ぜひ参考にしてください。
ANA NH859便|成田→香港
成田から香港へ向かうANA NH859便の搭乗記も公開しています。
香港旅行・出張でANAを利用する方は、こちらもぜひご覧ください。

ANA NH850便|バンコク→羽田
バンコクから羽田へ向かう深夜便NH850便についても搭乗記を公開しています。
深夜便で「機内で寝られるのか」「到着後に仕事へ行けるのか」といった点もレビューしています。

ANA NH847・NH848便|羽田⇔バンコク
ANAのバンコク路線を利用する方はこちらも参考になります。



コメント